VMware VSphere 6.5 VSAN:緊急事態:見えなくなった仮想マシン!


 

 

突如、認識しなくなった仮想マシンの復旧までをレポートします。

 問題発生

ある日、ある会社のシステム管理者から緊急要請の電話が入りました。

「サーバーのメンテナンスまで正常に動いていたのに、仮想マシンの全部を見えなくなりました。仮想マシンの復旧をお願いします。」

 

サーバーは、VMware VSphere 6.5 VSANの3台クラスター(クラスターとは、1台のサーバーが動かなくなっても、残っているサーバーで仮想マシンをそのまま動くような構成です)、各サーバーは12本の2TB HDDでRAID構成のストレージを持っていました。各サーバーのメンテナンスを行った後、VSANのデータの整合性が合わなくなり、仮想マシンが全て動かなくなりました。

 

調査開始

システム管理者はHDDを弊社のラボへ持ち込み、弊社の技術者は直ちにHDDのクローンを作成しました。技術者はクローンを使用してRAIDを再構築し、弊社の専用調査ツールでVSANの内部構造を調査にかかりました。データのボリュームを見つけましたが、VSANの内部構造は異なっていることが分かりました。

 

そこで、弊社の開発チームは、週末も出勤して専用調査ツールの改版を作成したことで、すぐにVSANの新フォーマットを分析することができ、お客様のVSANサーバーにある仮想マシンを見つけることができました。

 

復旧作業

弊社の技術者は、見つけられた仮想マシンの仮想ディスクを回収しました。RAIDに損傷がありましたが、仮想ディスクの内部調査も行い、正常と破損のファイルを分けて新しいUSB HDDにコピーし、お客様へ返却しました。

 

リカバリー結果

13台の仮想マシンに16本の仮想ディスクの合計500万本のファイル、約4TBを復旧しました。

 

お客様は、VSANサーバーと仮想マシンを再構築し、弊社が復旧したデータをロードし、業務を再開できました。

 

担当者コメント

1.問題がある時は状況が悪化しないよう、すべてのサーバーをすぐ止めて、弊社へご連絡ください。

 

2.どうしてもサーバーを動かしたり変更を加えたりする必要がある場合、その前に全ディスクのクローンを作成し、クローンで作業を行ってください。構成情報が入っているかもしれないので、システムキャッシュ用の媒体も忘れずに。

 

 

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